□ 大月ロハス村 概要・目的
【概要】
ロハス(LOHAS)とは・・・

ロハスの意味とは、米国の社会学者ポール・レイ氏と心理学者シェリーアンダーソン氏が提唱した
 LifestyleOfHealthAndSustainability
  <健康と持続可能性の(あるいはこれを重視する)ライフスタイル> の略

  • 『健康』 について
     ・食事を通じて健康になる
     ・身体を動かすことにより健康になる
     ・心を上手にコントロールし健康になる
  • 『持続可能性』について
    ここでいう持続可能性の意味するところは、
    地球環境の持続である。このまま温暖化が進めば、今の地球環境が持続できなくなってしまう。
この今の環境を維持する(持続する)ことに意識を向けた考えがLOHASのS(Sustainability)です。 自分たちの子孫に今のままの地球を橋渡ししたい、もしくはより良い環境を継承したい、ということです。 まとめると、ロハスの意味とは、まず自分自身の身も心も健康(綺麗)にし、さらに地球も一つの生命と捉え、地球にも綺麗になってもらおう! ということです。

『大月ロハス村』がめざすのは、この考えを基に 「私達の心を体の健康を回復させ、地球環境を意識したライフスタイルを発信、提案するための村づくり」です。


【目的】
1.  柳原山林地区はかつて地元住民の生活を支え、食べ物がなかった昭和の苦しい時代に自給自足によって人々の生活を支え今の私達へと命を繋いできました。戦後生活は豊かになり、山の傾斜地に拓かれていた畑地にはスギ、ヒノキが植林されましたが現在は放置されています。また、アカマツ林の、マツクイムシによる被害も拡大して荒廃しています。これらの荒れた森林を整備し、スギ、ヒノキの間伐材や伐採した広葉樹を無駄なく使ったものづくりの開発等、森林ビジネスの展開をいたします。


2.  現代社会を生きる私達は科学技術の進歩により、便利な生活を得るのと引き換えに環境破壊とストレス社会を負の遺産として背負ってまいりました。心への大きなストレスは私達の本来持っている自然治癒や潜在能力のメカニズムを狂わせています。
『大月ロハス村』では、地球が元気で、地域が元気であることと、わたしの身体が元気になる事は同じであるという“ホリスティックヘルス”の立場から、森林も人も元気になる取り組みとして、森林整備にはじまり、地産農業を通じた食育、そして森林浴、ヨガなどを取り入れたさまざまな心身の健康に関するプログラムを提供してまいります。


3.  次の世代に大月の豊かな自然環境、そして自然の中に位置づいた里山の文化を受け渡していくことは私たちの大きな責任であると考えます。『大月ロハス村』では子どもたちや、子育て世代の人々を対象にした“自然エネルギー学校” “自然観察会”など様々な里山環境学習を森林環境教育の一環として実施いたします。

4.  大月市は年々人口減少が懸念されています。『大月ロハス村』における地球/地域の環境を意識したエコへの取り組みを都市へと発信し、グリーン・ツーリズム体験交流の場として、交流人口の拡大を目指します。また、グローバルなメッセージ力ある地域社会の形成によって、寄与いたします。